新型コロナウィルスのワクチンに関する私見

 2020年8月

以下の理由により、私はワクチンは受けないことにしています。
また、私が患者さんに接種することもいたしません。

1、情報が不十分
医師がワクチンに関して基本知識として知っているのは生ワクチンと不活化ワクチンについてです。
新型コロナウィルスのワクチンはこのどちらにも属していません。
私たち医師に詳細な情報提供がされていません。
何かが起こる可能性はあるのか、何が起こるのか、その割合はどの程度なのか、何かが起こった場合にどう対処するのか、私たち医師には知らされていません。
その状態では接種するつもりはありません。
 
2、安全性が確認されていない
「ワクチンファクトブック」ワクチンファクトブック2012(日本語版) | PhRMA – 米国研究製薬工業協会(phrma-jp.org)
によると、ワクチンは治験を含め開発に10年程度かかるものです。
特に治験は最も時間がかかります。
治験とは安全性の確認作業のことです。
厚労省によるとワクチンの治験は三段階に分かれていて、①そのものの安全性、②日本人の体格にあった量とスケジュールの設定、③②の量で安全かつ有効かどうか。
これらの確認に数年を要します。
新型コロナウィルスが発見され、ワクチンが作られ、一年経たずに治験まで済んでいるのでしょうか?
また日本はそもそも薬の認可が大変厳しく承認が容易ではありません。
今回のスピード承認は異常と言わざるを得ません。
m RNAワクチン、DNAワクチンは人類に初めて使用するものなのにこの程度の治験で、焦って実施してよいものなのでしょうか。
海外では既にアナフィラキシーショックでの死者が複数、日常生活が送れないような健康被害も多数出ているのは事実です。
 
3、新型コロナウィルスによる死者数は少ない
ワクチンを打つことによる利益とリスクを天秤にかけて十分に検討する必要があります。
日本における新型コロナウィルスによる死者数は正確ではありません。
厚労省の通達により「厳密な死因を問わず」コロナ死とカウントされています。
それを差し引くと純粋な新型コロナウィルスによる死者数はぐんと減ります。
医学の基本ですが、PCR陽性=感染ではないし、感染したからといって発症するわけでもない。
死者数も少ない。
そのような感染症に対して果たしてワクチンが必要なのでしょうか。人類初のワクチンを、リスクを負ってまで接種する必要があるのだろうかと考えています。

接種は義務ではありません。
自由に選択する権利があります。
ご自分でよくお調べになり、よく考えて決めていただければと思います。